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ほたるいか海上観光

Posted on by みやここうじ
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私の生まれ故郷、富山県では毎年春になるとほたるいかがとれます。蛍のように発光することから「ほたるいか」とよばれます。寿命は約1年で、産卵をすますとその短い生涯を閉じます。日本海や太平洋にも生息しているのですが、富山湾の一部は産卵のためにほたるいかの大群が海岸近くまで押し寄せ、時に海面が天の川のように光ることから「ほたるいかの群遊海面」として特別天然記念物に指定されています。

富山県の滑川(なめりかわ)漁港では、早朝のほたるいか漁を見ることができる「ほたるいか観光船」に期間限定で乗ることができます。ふるさとの観光名所というのは案外盲点ですね、早速ほたるいか漁を見学してみました。

4月某日午前2時半。観光船にのるべく滑川漁港に到着。小雨が降っているので今日は欠航かと思いきや、ほたるいかミュージアムの待合所はライフジャケットを身にまとった中高年のみなさまが喜々としていました。そうです、富山県民はミュージアムを建設するくらい、ほたるいかを愛してやまないのです。乗船するまで待合所となっている売店を物色。ほたるいかグッズやほたるいかの干物など、全国的に見ればマイナーな土産物の数々がところ狭しとひしめきあっています。

午前3時、いよいよ観光船に乗船。約50名が乗った船は、海岸から2~30分ほど離れた定置網まで走ります。4月とはいえ早朝の海上はまだまだ寒いので、しっかり防寒対策することをお勧めします。船のモーター音と波の音が富山湾の漆黒の海を切り裂いていきます。漁場につくと、漁師さんが網を引き上げ始め、カモメも寄ってきました。観光船も漁船のライトも消されます。すると、ほたるいかの青く小さな光が一面にきらきらと輝いているではありませんか。なんともファンタスティック!刺激を受けると発光するようで、漁師さんが網の上のほたるいかを放り投げています。船内から歓声と拍手がわき上がりました。

地球からしてみたら人間もほたるいかも同じようなもんなんだから、人間は海や山のおこぼれをありがたく頂戴して、素直に土に還っていけばいいと心底思います。

帰り際、とれたてのほたるいかをいただいたので、さっそく茹でていただきました。見て楽しく食べておいしい、とってもかわいいやつです。ほたるいかを携帯ストラップやキーホルダーにして、常に身につけていたいくらいです。海の恵みバンザイ!

ほたるいか海上観光(要予約)
期間:4月初旬~5月初旬
問い合わせ:滑川市観光協会 076-475-0100
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